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留学に必要な試験は?

留学先の学校によって異なります

留学に必要な試験はどのようなものなのか。これもまた留学先次第です。例えば総合科目で受験しなければならない学校もあれば、外国語だけのケースもあります。留学生枠での入学であれば大半は総合科目での受験になるとされています。

学校によっては入学試験の問題も英語のケースだってあるでしょう。英語を喋れる事が大前提の場合、このような試験だってあるでしょうね。むしろそれがなんら珍しくないものとも言えます。留学の場合この点がとても大変とされています。

提携している場合であれば、成績上位者なら留学出来たりですとか、あるいは日本語での設問での試験になりますから、そこまで気負うものではないでしょう。ですが初めから留学する場合、どうしても設問そのものも外国語のケースすらあります。

例えばこれが「日本人枠」があるようなケースであれば日本語での問題で出題されるケースもあるようですが、基本的には外国語での試験の所が多いようですが、これも日本の学校同様、レベルというものがありますので、難易度は様々ですから、ここでも自分自身が入りたいと思う学校と、実際に入る事が出来そうな学校は違ってくるでしょう。

試験は卒業する権利を与えるためのもの

留学は得体の知れないものではありません。現地で大学生になる、ただそれだけです。そのため、入学する基準を満たしているかどうかを判断するのは学校です。自分自身が「努力した」と言っても、入学する資格を満たしていないのであれば入学する事は出来ません。その点も重々考慮しておかなければならないでしょう。ですので、どのような試験なのかもまた、学校次第という事になります。

留学を希望している人の中には、希望するだけで留学出来てしまうのではないかと思っている人もいるようです。ですが大学生として留学するのであれば試験があります。留学にも様々なタイプがありますが、聴講生程度の留学であれば入試がないケースもあります。「卒業」という資格を与えないのですから、大学側としてもそこまでこだわっていないのでしょう。

ですが本科生として入学させる。それは同時に卒業する権利を与えているのですが、卒業生に相応しい学力を有しているのかどうかを判断するのは学校です。そして学校によってレベルが異なるのですから、学校によって試験が変わってくるのもある意味で当然の話しと言えるのではないでしょうか。決して難しい話ではないでしょう。

試験に合格してからが本番

ですが「留学」というフィルターを通すとどうしても「違うもの」「特別なもの」と考えてしまう人が多いとされています。確かに留学は一般的ではないかもしれません。大半の生徒が普通に日本の学校に入学するでしょうから、ついつい留学を特別なものだと思ってしまいがちです。確かに留学は特別な部分もあります。何せ日本ではない学校に進むのですから。ですが「学校に進む」という点では同じです。

留学するから学力的に融通を働かせてくれるといった事はありません。学校側が求める試験に合格しなければ入学を許可してもらえる事はありません。そして試験に合格したら終わりではありません。試験に合格してからこそが本番でもありますので、その点もよくよく弁えておくべき部分と言えるでしょう。

文章にすると少々堅苦しいかもしれませんが、つまりは「試験のために勉強するのは日本への進学も留学も同じ」という事です。