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アメリカ永住権「グリーンカード」ってなに?

グリーンカードの意味

アメリカにあるグリーンカードは、日本で言うところの永住権といったものに当たります。
このカードを所持していることによって、アメリカ国内においての入出国はもちろん、滞在時間においても自由が利くため、非常に便利なアイテムとして重宝されています。

名前の由来としては、グリーンカードが出来た1940年代、カードのに使われていた色が緑色だったことからこの名前が定着しているとされています。
グリーンカードを得ても国籍を得るわけではないため、選挙での投票権などは所持できないので注意が必要と言えます。
期間の決まっていないビザという考え方がもっとも適していると言えるでしょう。

永住権を得る方法とは

アメリカでの永住権は国内での結婚のほか、世界的に有名な地位を築いた時に渡されるケースがあります。
具体的に科学分野や芸術分野で活躍が認められたケースや、スポーツ選手などで取得できるケースなどさまざまです。

またアメリカ国内で発展した企業内の役員や管理職の人間も、グリーンカードを取得できる権利があると言われています。
この場合、本人だけではなく家族も合わせてグリーンカードを得ることが出来て便利と言えるでしょう。

取得するまでに一番時間かかる方法

グリーンカードを取得するまでに一番時間かかる方法として、アメリカへの投資によって取得する方法があります。
この場合、取得できるまでの期間は15年以上とされているのが特徴です。
具体的には、アメリカ国内にある再建企業・新規企業などに100万ドル以上投資を行うとその権利が発生すると言われています。

また投資だけではなく雇用する姿勢も見せる必要があるため注意が必要です。
具体的には2年間の間に10名のアメリカ人従業員の雇用が義務付けられています。
非常に厳しい条件ではあるものの、長い期間アメリカで企業や投資を行うのであれば可能と言えるでしょう。

取得するまでの時間が一番短い方法

グリーンカードを取得するまでの時間が一番短い方法として、アメリカ国内の人物との結婚というのが挙げられます。
取得期間としても10か月程度から判断されるため、永住権を取得したいというときには忘れずに申請を行うとよいでしょう。

グリーンカードを得る権利は、アメリカ国籍の配偶者や両親、子供や兄弟・姉妹などが該当します。
そのほか既にグリーンカードを取得している親族の配偶者や子供も該当することができます。
それぞれ年齢など細かい規定があるため、申請する際には弁護士に一度相談してみるとよいでしょう。

グリーンカードはアメリカ国内で安心して過ごすために必要なアイテムと言えます。
取得方法をしっかりと学び、快適な海外ライフを満喫してみるとよいでしょう。